僕が隠れオタクになるまでの話。
中堅隠れオタクのらぺしです。
本日は、僕が何者であるか、という話をさせていただきます。長いですが、5chの自分語りスレでも見ているつもりで読んでください。
らぺし
中堅隠れオタク。福岡生まれ福岡育ち。最近東京に越してきた。
〜無敵の小学校時代。しかし…〜
僕は小学生時代、無敵だった。足は速かったしサッカーは上手かったし勉強も出来た。
しかし、小学6年生のある日クラスのリーダー的男子と対立し、メキメキと友人が減ってしまい最終的には2人しか友人は残らなかった。
〜波乱の中学校時代〜
そして友達が激減したまま中学時代へと突入した。吹奏楽部に入部したが、ここで一つの転換点を迎える。女子からのいじめにあったのだ。
吹奏楽部内限定の話ではなく、薄く広く満遍なくいじめられていた。陰口嘲笑に始まり、物がなくなったり菌扱いされたりした。耐えられなくなった僕は、やがて不登校になった。
学校に行かなくなって、完全に生ける屍と化した。起きて寝るだけ。連れて行かれたカウセリングのバウムテスト(患者に木の絵を描かせて心理状態を探るもの)では切り株を描いた。
そんな半死半生の時に出会ってしまったのだ。深夜アニメに。けいおん!に。
ドハマりした。
そこからというもの、どっぷりとオタク文化へと染まっていった。深夜アニメとニコニコ動画が生活の全てだった。
不思議なもので、オタク文化によって「楽しい」「面白い」「感動する」という感情のスイッチが入り、少しずつ生きる希望が湧いてきた。そして1年越しに復学を果たしたのだ。
復学してからは必死だった。僕をいじめていた連中は僕のことなんて忘れ去っていた。正直ありがたかった。そのため、新たに自分のキャラクターを作ることにした。なんやかんやあって「イジられキャラ」として位置を確立し、ウケを狙う毎日。この時、僕は再びいじめられることを避けるためオタクであることはひた隠していた。
そして調子こいていた頃は、小学校の頃の友人の女友達と仲良くなった。同じ塾に通っていたこと、帰り道が一緒だったこと、好きな漫画(NARUTO)の話で盛り上がったこと。チョロッチョロだった僕はそれだけで完全に惚れてしまった。
それが絶望の始まりとも知らずに…。
後編へ続く