僕が隠れオタクになってからの話。
前回までのあらすじ。らぺしは自己紹介をしようと記事を書いていたが、思い出したくないことを思い出してしまった為ブルーになり、アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 3rd SEASONを見て心を回復させる。
中堅隠れオタクのらぺしです。前回の記事では僕がオタクになるまでの話を書きました。
〜波乱の中学時代 その2〜
約1年間の不登校期間を経て復学を果たした僕は、友人の友人である女の子と知り合った。思春期真っ盛りかつ免疫ゼロのチョロッチョロだったらぺし少年(14)は2日で惚れてしまう。そしてその女の子ににじり寄っていき、晴れて「友人以上恋人未満」の関係となる。しかし、ここでその女の子の本性が露わになる。彼女は「暴力系メンヘラ女子」だったのだ…!
仲良くなってからというもの、殴られ蹴られ噛まれ、時には小さめの刃物まで使われた。生々しいので詳細は省くが、結構ショッキングなことをされたしさせられた。
そうして、女子に対して「群へのトラウマ」と「個へのトラウマ」の両方を抱き、逃げるように遠くの高校へ進学する。偏差値で逃げ切れた。
〜ボーナスステージの高校時代〜
高校時代は楽しかった。中学時代の知り合いはクラスに1人いるだけで、そいつも僕の事を「なんか休んでた奴」というくらいの認識しかなかったため、またしても新たなスタートを切ることとなった。
そうして、高校3年間はオタクではない友達と過ごした。彼女は出来なかったが、男女問わず仲良く出来た良い高校生活だった。
しかし、ここから僕は少しの苦悩を抱えることになる。オタクカミングアウトを余りに恐れすぎて、アニメの話をする友人が一人もいないのだ。今もいない。
高校の頃の友人とは今でも年数回会って遊ぶくらい仲がいい。彼らは大事な親友である。
でも本音を言うとオタクの友達も欲しかった。思いっきり趣味の話ができる友人が。
〜そして現在に至る〜
そして大学でも、就職先でもやはりカミングアウトは出来なかった。SNSアカウントを獲得しても、ネット上で友達を作ることもできなかった。勇気が出なかったのだ。匿名ですら攻撃を恐れていた。
オタクである自分のことが全然好きじゃなかったのだ。僕がオタクになった頃はまだまだ世間の目は厳しく、またトラウマから過度に攻撃を恐れており、後ろめたい趣味のように感じていた。
しかし最近、「自分の趣味を後ろめたく思う自分」こそ恥ずかしく思えてきた。僕は深夜アニメのおかげで喜怒哀楽を取り戻し、復学まで果たしたのに。中学時代復学しなければ、その後の進路も鎖されたものだっただろうに。
もっと自分の趣味を自分で肯定したい。アニメが好きであることを恐れていたくない。オタクの自分にも友達が欲しい。
そう思いこのブログを立ち上げました。最初の目標は、「このブログを通じて知り合った人とオフで会う」ことです。小さな目標かもしれませんが、僕にとっては大きな一歩なのです。
今後は趣味のことや考えてることなどをガンガン更新していこうと思います。時にはお役立ち情報もあるかもしれません。
これからよろしくお願いします!